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仏教の智慧には潜在意識を活用するエッセンスが詰め込まれています。
今回は仏教エントリーとして、お地蔵様と潜在意識にまつわる話を書かせていただいております。
一見、恋愛や復縁を叶える話と関係がないように見えますが、まことに深く関係しておりますので、よろしくお願いします!
このエントリーは「お地蔵様の救いに、潜在意識の願望達成力が見えますよ」の第三部となります。
(1)お地蔵様をお水で供養することは潜在意識で願いを叶えること。
みなさんは、お寺さんなどで、お地蔵様に水をかけられる参拝者さんをご覧になられたことはありますでしょうか?
願いを叶えるため、幸せになるため、ご先祖様や先に旅立ってしまった家族の供養のためなど、様々な思いを込めてお地蔵様に水をかけることがあるのですが、あの「水かけ」は、深くて素晴らしい意味があるんですよ。
みなさんは「餓鬼(がき)」という存在をご存知でしょうか?
亡くなってからも生前の欲に苦しむ亡者というイメージがあるのですが、実は亡者や死者ではなく、六道の餓鬼道に生きる、我々と同じ「人」であり「衆生」なんです。(・∀・;)
餓鬼は36種類いると言われるほど様々な姿が有るのですが、この餓鬼は水をのむことが出来ません。どうして飲めないのか?と申しますと、常い口から火を噴いているので、口に含んだ水が蒸発してしまうんです。なので年がら年中、喉が渇きっぱなしらしいです。。(・∀・;)
この水を飲めない話は、私たちの恋愛観や復縁の世界観と重なりませんか?
どんなに「愛している」と囁かれても「好きだ」と言われても、次の日には「今日は愛していると言ってくれないの?あれは嘘だったの?」と、受け取ったはずの愛の言葉を実は受け取れない自分に重なってしまいますよね。
立場を逆にして、私たちが好きな人に「愛している」と伝えても、その言葉が本当に届いているのだろうか?と疑心暗鬼になることもあります。
あのとき、彼や彼女から受け取った愛の言葉、私が伝えた愛の言葉を純粋に信じて、自信を持ってさえいれば、潜在意識は二人の関係を結んでいてくれたかもしれないのに。と後悔も湧いてきますよね。(・∀・;)
でも、伝えきれなかったことも、受け取れないのも、みなさんが悪いわけではないんですよ。
大丈夫なので安心されてくださいね!(・∀・)
(2)お地蔵様に水かけをすると、潜在意識が願いを叶えてくれる理由
先述いたしました餓鬼(どんなに与えられても不安になってしまう存在)には、同じ世界に生きる誰かから水を与えられても、決して喉を潤すことが出来ないと書かせていただきました。
しかし、彼らが喉を潤す術がたった一つだけ残されているんです。それは、お地蔵様を通して供養された水を飲むことなんです。(・∀・)
お寺などで、お地蔵様(潜在意識のことです)に水をかけると、その水は大地に染み渡って、餓鬼の喉を潤すんです。餓鬼が飲めるたった一つの水が、お地蔵様に供養された水なんです。
自力で汲んで飲んだ水は決して飲めず、喉はずっと渇いたまま。しかし、仏様の他力によって渡された水は、「決して喉を潤せない口を持つ宿命を持つ餓鬼」の口と喉さえ潤して満足させてしまうんです!(・∀・)
口から灼熱の火を吐き出すから、常識で考えれば、決して水を飲むことは出来ない。物理的に不可能だと断言できる。そんな彼らが持つ問題さえも超えて、仏様の他力(潜在意識のご沙汰)は、水を飲ませることが出来てしまうんですよね。
これは、私たちの恋愛や復縁の願いでも、やはり同じことが言えます。
好きな人から何を伝えられても、それは自力の言葉なので、私たちの心を潤すことは決して出来ないんですよね。心に届いたとしても、その言葉はすぐに乾いてしまう。だから「本当なの?」と疑ってしまうし「寂しい」と悲しくなってしまうんですよね。(・∀・;)
当然、こちらから伝えても、それはいつも心が移り変わる自力の存在である人が発した言葉なので、相手の心に届いても、すぐに色あせてしまうんですよね。
エントリーは第四部の「潜在意識と仏様に愛の言葉を捧げて供養すれば、恋愛と復縁は叶います。」に続きます。
復縁、恋愛など全ての願いが叶う、潜在意識、阿頼耶識を活用する瞑想法を紹介しております。メディア掲載歴【週刊SPA!】様 アイコン画像、チェ・ゲバラは 奥原純一 先生のご作品です。