今日は、馴染み深い方も多い自律訓練法の紹介をさせて頂きます。(・∀・)
まず、知らない方向けに簡単に自律訓練法は何か?を話しからさせて頂きますね。(・∀・)
自律訓練法は、ドイツの精神科医シュルツ博士が、催眠術の被験者から、催眠の入った状態の感想を聞き、データを分析し、術者無しで催眠状態に入れるように考案された、自己催眠法です。(・∀・)
日本でも1950年代から取り入れられ、今では9割の心身の専門医療機関で取り入れられています。
科学的に構成されているので、比較的安心して行えるのも特徴です。(・∀・)
健康法としても、とても効果がある事で有名で
ストレス緩和、心身症、神経症、自己統制力の増加、心身の痛みの緩和、自己向上性の増加、に効果が有るといわれ、他にも血流が良くなる・・等の効果もあります。(・∀・)
この方法は6段階(公式)に分かれているのですが、その段階の中には、体の具合によって省略して頂きたい段階があるので、ご自分の体の具合を見ながら行ってくださいね。(・∀・)
では、始めてみましょう。
まず、できるだけ静かな場所で、空腹感や満腹感、便意が有る状態は避け、ゆったり出来る服装で行いましょう。
(会社などで行う場合はネクタイやベルト等、体を締め付ける物を外しましょう。)
次にベッドや布団に仰向けになって横になります。(自宅以外で行われる方は、椅子でも大丈夫です。)
続けて軽く目を閉じて、体の力を抜きます。
ここまで出来たら早速、言語公式(段階)に入りましょう。
第1公式 – 重感練習
まず、筋肉を弛緩させて行きます。
筋肉のゆるんだ,だらんとした感じをイメージして
利き腕が右利きの方の場合なら「右腕が重い」→「右足が重い」→「左手が重い」→「左足が重い」という順番で言葉に出し、筋肉を弛緩させていきます。
左利きの殻なら「左腕が重い」→「左足が重い」→「右手が重い」→「右足が重い」でやってみましょう。
第2公式 – 温感練習
この公式では温感暗示により血行を良くします。
第1公式の方法を少し変えることで暗示していきます。
日光浴などのイメージを活用しながら
利き腕が右利きの方の場合「右腕が温かい」→「右足が温かい」→「左手が温かい」→「左足が温かい」という感じで進めて行くのですが、各部分、約30秒くらいの目安で行われると良いみたいです。
第3公式 – 心臓調整練習
※この練習は心臓に疾患がある人や、心臓が気になる人は省略しましょう。
意識を左胸に向け
「心臓が規則正しく打っている」と言葉に出しましょう。
第4公式 – 呼吸調整練習
※気管支喘息,過換気症候群など呼吸が気になる人は省略しましょう。
のど,鼻,口,胸部,腹部など息の出入りがわかる部位に意識を向け
「とても楽に呼吸している、呼吸が静かに、ゆったりしている。」と言葉に出しましょう。
第5公式 – 内臓調整練習
※糖尿病、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、妊娠中の方は省略してください。
胃のあたりに意識を向け
「お腹が温かい」と言葉に出してみましょう。
お腹の真ん中には太陽神経系叢があり、この太陽神経叢が温まることで、多くの方は心地よい恍惚状態になります。
第6公式 – 額部涼感練習
※頭痛、てんかん、その他頭部に疾患のある人、気になる人は、この練習を省略して下さい。
額に軽く意識を向け
「額が涼しい」と言葉に出し、頭寒足熱の状態を作ります。
ここで良い状態になれると、血液が下に下がり、体は温かく、頭は涼しい状態になれます。
(人間は必要以上に血液が頭に流れると、「ケンカで頭に血が昇った」みたいな状態になり不快な感覚になります。)
ここまで行ったら最後に大きく深呼吸して目を覚まします。
※この消去動作を30秒ほど必ず行ってください。
日常生活でのストレスが気になったり、瞑想へのモチベーションが湧かない方等、是非試されてみてはいかがでしょうか?(・∀・)
自律訓練法は第6公式までかならず行わなければイケナイという方法ではなく、多くの方は第2公式までで充分な効果を得られています。(・∀・)
願望以外でも、勉強や仕事の前に行うと、凄く能率が上がりますよ。(・∀・)
今日は、自律訓練法の紹介でした。(・∀・)
良い方法は、どんどん利用していきたいですよね。(・∀・)
復縁、恋愛など全ての願いが叶う、潜在意識、阿頼耶識を活用する瞑想法を紹介しております。メディア掲載歴【週刊SPA!】様 アイコン画像、チェ・ゲバラは 奥原純一 先生のご作品です。