本日は清水さんのお便りに返信する形で、願ったことと正反対が起きた場合、どうしたらいいのか?ということを、皆さんと一緒に考えさせて頂ければと思います。
潜在意識を活用して、願望を達成しようとしていて、望んでいないことが起きてしまう。
こんな経験をなされた方も多いかと思います。
復縁を望んでいたら、相手から絶縁されたとか、別の人と仲良くなって行くとか、健康を願ってるのに、自分や大切な人の病気が悪化してしまったとか……。
そういった出来事が、一過性の出来事であれば良いのですが、あまりに続く場合は不安になるし、どうしようもない絶望感に襲われてしまいますよね。
こういう時って、潜在意識はどう働いてるの?という話になるのですが
まず、長く続かないアクシデントが起きる場合、一過性の出来事として処理できる場合の話ですね。
こういう場合は、今まで潜在意識の中に蓄積された、ネガティブな思考が、新しく入ってきたポジティブな思考に押し出されて、実現化されるということなのですが
皆さんは「天突き」という物をご存じですか?(・∀・)
トコロテンを作る時に、中に寒天質を押し出す調理器具ですね。
イメージ的にあれと似ていて、潜在意識の中にある、今までの思考が上で書いたように押し出されるのですが
それで、願っていないはずの出来事が、ポンと現実世界に現れたりするんですよね。(・∀・;;)
これが潜在意識を活用した際に起こる、「好転反応」と言われるものです。
こういった場合は、瞑想や書く方法を活用されて、そのまま潜在意識に叶った世界を刻印されて大丈夫です。
水道管の工事のあと、蛇口から出てくる水が濁ることがあるけど、そのまま水を出し続ければ、そのうち綺麗な水だけが流れるようになるのと同じですね。(・∀・)
次は、一過性の出来事ではなく、困った現象がずっと続く場合の話になるのですが
こういう時は、今までの思考ではなく、今現在の思考が原因になっていることが多いです。
願いを叶えようとして、潜在意識に願いを刻印していても、不安や怖れ、焦りに嫉妬、過程への過干渉など
こういう思考に身を任せていると、願いが叶っている世界よりも、叶ってない世界の方にリアリティを感じてしまうんですよね。
「叶わない」「暗転する」「不安が的中する」こういったことに、これから先の真実を見てしまうんです。(・∀・;;)
それは仕方がない事なんですよね、今までの人生経験の中で、「期待通りに行く」と楽天的に考えるより、「期待が裏切られるかも」という恐れや不安を考えることで、最悪の状態を迎えてしまった場合に、心身に傷を負わないように備えるものだと学ばれていると思うんです。
良い意味で、用心深くなってしまい、リアリティを感じる思考を潜在意識に沈めてしまうんですよね。
顕在意識的な生き方で人生を乗り切るというのであれば、用心深くあるのは正解だと思うんです。
でも、それでは願いが叶わないという話になってしまうので、解決策が必要ですよね。
まず、先日紹介をさせていただいた、行動療法のを根気よく楽しんでいただくと、不安の大部分は解消されると思います。(・∀・)
対人関係などでの問題が続かれている方は、「人を裁かない(マタイによる福音書)」という聖書の言葉を、心に留めていただければと思います。
私もそうなのですが、人って自分の基準で他人を裁いちゃうんですよね。(・∀・;)
例えば、誰かが抜け駆けして良い思いをしている事に不公平感を感じて納得がいないこともあるだろうし、誰かがモラルに反した行動を取っていれば、義憤に駆られて、裁きたくなっちゃうじゃないですか?
でも、そういう事をすると「あなたも同じように裁かれますよ」と聖書は強く戒めているんですよね。(・∀・;;)
こういう話は、聖書やスピリチュアルな世界の話だと思ってしまうのですが、実は科学的にも証明されていて、義憤に駆られる人は、個人的に損をしてしまう行動を取りやすいという研究結果があるんです。(・∀・;;)
もちろんですが、誰かを裁こうとする思考が潜在意識に刻印されれば、それは「人を呪わば穴二つ」ではないのですが、自分に返ってきますよね。
そういったことも踏まえて、周りで見たり聞いたりする出来事を見て頂ければなと思う次第です。
私も周囲の言動で、「ん?」と思うことがあるので注意したいです。(・∀・;;)
それと、他人の成功を目の当たりにした時の話です。
自分が成功したい分野で、他の誰かが成功してしまうと、取り残された思いが強くなって、とにかく焦ってしまうという事がありますよね。
こういった焦りに関してマーフィーは、他人の成功を祝福する人は、同じ結果を受け取ることが出来ると繰り返し説いていたのですが
当ブログ的に言うと、になるのかな?
誰かが出し抜いて成功した?大いに結構じゃないですか。(・∀・)
自分が想像できなかった未経験の分野を切り開いて、道を通してくれたと思うと、他人の成功ほどありがたい事はないんですよね。(・∀・)
逆に自分だけ成功した後の事を想像すると、周囲の目とか気になってしまう場合も多いのですが、そういった同調圧力を察して、潜在意識に刻印してしまうと、どういう結果が生じるのかは明らかですよね。
確かに、顕在意識で考えて行動してしまえば、「出る杭は打たれる」状態になるかもしれません。
でも、潜在意識に任せて、最善を受け取れば、全てが上手く進みますよ。(・∀・)
最後に、これはどなたにも当てはまる話なのですが、ニュース番組や周囲の人から伝えられる、暗い事件に共感してしまうパターンですね。
事件性があるニュースを見て、上で書いた義憤に駆られるということもあるだろうし、被害を受けた方を通して、「自分も同じようなことに巻き込まれるかも」と恐れや不安を感じながら、想像してしまうこともあると思うんです。
会社の同僚や、近所の人との立ち話で、「ドコドコのダレダレさんが病気になって」という話を聞けば、「ああ、自分(または家族)に似たような症状があるな」と心配になりますよね。(・∀・;)
こんな感じで、望まない出来事に共感してしまい、潜在意識に刻印してしまうって本当に多いんです。
タイトルは失念したのですが、マーフィーの本で「暗い出来事に共感しないために、ニュース番組を見ないようにしている」という人の話が紹介されていたのですが、そこまで徹底せずとも、情報とどう向き合うかという事は、潜在意識を活用する上で、望まない出来事が起きないようにするために、とても重要なことだと思うんです。(・∀・;)
ポジティブなニュースは、願望のカタログとして取り入れて、ネガティブなニュースは、「人は人、自分は自分」「私は守られているから大丈夫」という感じで、安心感を持って眺めるのが、潜在意識を通して望まない出来事を実現させないコツかなと。
というわけで、いくつかの例を取り上げて、どうするべきかという事を書かせていただいたのですが
潜在意識に、不安や恐れ、怒りを刻印してしまうパターンって、人それぞれだし、多種多様なんですよね。
なので、目にしたり耳にする情報を、自分はどう感じているのかということを、注意深く見て頂ければと思う次第です。
片思いに復縁、就活、人間関係の改善、健康や収入の願い、みなさんの願いは様々ですが、こういったことに注意すると、外の声や状況に一喜一憂してしまう癖を見直すキッカケなると思いますよ。(・∀・)
というわけで、今日はここまで。
ラジオブログはお休みです。
復縁、恋愛など全ての願いが叶う、潜在意識、阿頼耶識を活用する瞑想法を紹介しております。メディア掲載歴【週刊SPA!】様 アイコン画像、チェ・ゲバラは 奥原純一 先生のご作品です。