三時間目は、Twitterでお世話になっている、セラさん(https://twitter.com/seranotensi_00)のご質問に答えさせていただくエントリーです!
「人はどうして、自分がされた嫌なことを、誰かにしてしまうのか?」
本当に難しい問題ですよね。
次世代に渡す、潜在意識、阿頼耶識、心のバトンは悲しみではなく、幸せが詰まったものにしたいものです。
誰もが悪口を言われた経験はあると拝察するのですが、悪口を言われることは悲しいことだと理解してても、誰かのことを悪く言ってしまったり
社会問題化している、DVやパワハラ、こういった負の連鎖が止まらないのを見ていると、とても悲しくなります。
「他人を騙すのは、騙された経験があるから」という話を見聞きした人も多いかもしれません。
自分が経験したことだからこそ、他の誰かに実行してしまうという意味なのですが、教育や労働の現在でも同じような連鎖が起こっていますよね。
「自分が新入生(新入社員)の頃に被害にあったから、先輩になって後輩に同じことをする」
子育ての現場でも同じような風景があります。
「自分の親からされたことを、自分の子どもにする」
やっている本人からすれば、「自分が経験したことだから、あなたも耐えて当然」という意思が湧いてしまうんですよね。
もちろん、「単に意地悪な性格が原因じゃないか」の一言で済んでしまうそうな話でもありますが、意地悪をする原因は、やはり自分が意地悪をされた経験があるのではないでしょうか?(・∀・;)
こういった負の連鎖の原因は何かと自分なりに考えてみたのですが、多くの人が、時間の中に閉じ込められているからではないかと考える次第です。
過去に経験した、「あの出来事が起きた、あの時間」
忘れたつもりでも、辛いことを忘れることが出来ないのが人間の性なのかなと感じることがあります。
人の心は本来、現在から、過去、未来、どこにでも自由に行き来することが出来ます。
仏様が、過去、現在、未来に鎮座されているとされているので、また心や想いも、同じように時間の枠を超えて、自由に羽ばたけるんですよね。
でも、悲しいことや辛いことがあると、心のすべての領域とは行かないまでも、何割かは「その時」に閉じ込められてしまいます。
潜在意識、阿頼耶識を活用した願望達成の視点で見ると、願いが叶えられた未来の自分自身から「叶うよ」とメッセージが届けられることで、願望が願望として、潜在意識、阿頼耶識から湧き出します。
私たちの心は、今現在の自分だけが所有している存在だと認識してしまいがちですが、そうではないんですよね。(・∀・;)
心は、未来の時間軸にいる自分にも繋がっていて、もちろん過去の自分とも繋がっています。
心は時間を越えて存在していて、今だから、過去だから、未来だからと、境界線が存在しないんです。
この世界に生命が芽生えてから、空に旅立つまでの長い期間が、1つの心の上に存在しているんですよね。
仏教やヒンドゥーの思想ですと、私たちの心や意識の上に、過去世、来世と続く、永遠の輪廻が存在していることになります。
私たちが持つ、個としての心の上に、全ての時間軸が存在しているとイメージしていただければ幸いです。
「前世の業が」という話などは、心と意識が永遠に途切れてないことを指していて、1つの真実を伝えているように考えております。
ただ、前世の意識や想いは、確かに今を生きる私たちに、無自覚的に受け継がれますが、それは絶対なものではなく
意識(潜在意識)が世界の事象を作り上げるので、例え過去に何があったとしても、潜在意識、阿頼耶識の法則を理解して活用すれば、人生は今すぐ望んだままに変えることが出来ます。
この気付きが、輪廻の輪から解き放たれて、永遠の幸せに身を置ける、仏様の慈愛に繋がるのだと考える次第です。
話は戻りまして、人が他人を傷つける悪循環を断ち切れないのは、過去に閉じ込められた、心の一部が、今の自分に影響を及ぼしてるからではないでしょうか。
「今現在、潜在意識に想いを届ける自分」がいるように、「過ぎ去った時間の世界から、潜在意識に想いを届け続ける自分」も、私たちが個別に持つの心の上に一緒に存在している状態が成り立つから、自他の区別がつかない潜在意識が、他人を傷つけたり、誰かを人間関係の輪から遠ざけてしまう結果を生み出してしまうんですよね。(・∀・;)
その結果、自分が過去に受けた被害を、立場が弱い人に向けて繰り返してしまったり、そのような連鎖が出来上がってしまうんですよね。(・∀・;)
ただ、自分が受けた被害を、「繰り返さずに、自分で終わらせる」と決心すれば、心の中に大きな多幸感が湧くのだと感じることがあります。
読売ジャイアンツ監督の高橋由伸さんは、所属された大学野球部の伝統だった後輩イジメを、自分の代で無くそうと周囲の呼びかけられたそうです。
高橋さんの野球センスは、野球の歴史に残る素晴らしさですが、世界でも屈指の歴史と名誉がある球団であるジャイアンツの監督になられた経歴を拝見すると、センスだけではない見えない力を感じてしまいます。
昭和、平成と二つの時代をトップアーティストとして、今も走り続けられる松田聖子さんは、先輩から酷い言葉を浴びせられたり誤解を受けても、「話せば必ず分かり合えるから」と、誰も恨まず敬意を持たれたそうです。
世界中の人たちが、松田聖子さんの愛情に無自覚的に反応して、「聖子ちゃんにずっと活躍して欲しい!」と願われ続けて、世界が松田聖子さんの活躍を後押しされているのだと感じることがあります。(・∀・)
同じように、伝説の歌姫として語り継がれる美空ひばりさんも、ご自身の苦労を後輩に経験させないために、気前よく後輩の面倒を見られていたそうです。
また、「ゲッツ!」で一世を風靡された、ダンディ坂野さんも人間性が素晴らしい方で、川中美幸さんが自身のラジオ番組で、「波はあっても、そのお人柄が愛されているので、ずっと芸能界で活躍できますよ」と太鼓判を押されたそうです。
他人に冷たくても、実力があれば成功はできるもの、この世界の真実ですが、そういった生き方をすれば何かを失ったときに、その何かを取り戻すことが難しくなるんですよね。(失うかは別にして)
何があっても恨まずに、周囲を大切にされる人は、一時的な浮き沈みはあっても不思議と周りが放っておかず、自然と穏やかな成功を手にされます。(・∀・)
結局は、他人を傷つけているつもりでも、長い目で見れば、自分が傷付いてしまうことになってしまい
他人を大切にしていることで、自分自身を体大切にしているのだなと、痛感する次第です。
なので、過去の時間に閉じ込められた、自分自身を癒やしたり、意地悪だなと思ってしまう人の、今までの環境を想像して癒やすことも、厳しいご時世を起きる上で大切なのかもしれませんね。
本日も書かせていただいたのですが、過去、現在、未来、全ての時間に仏様は鎮座されていています。
過去の辛い時間に閉じ込められた自分自身がいれば、その時の自分が過去の仏様に包まれて護られ、笑顔になるイメージを楽しんでいただければ幸いです。
苦手な人や、意地悪な人がいれば、その方の今を作り上げている、過去のその方を仏様に包み込んでもらいましょう。
それだけで、悲しい負の連鎖は止まります。(・∀・)
本日ちょっとだけ触れたのですが、目視できないので想像するのが難しくもありますが、前世を信じられる方であれば、前世のご自身を漠然とイメージしながら、仏様に包んで笑顔になっていただくのも素晴らしい効果があります。
一体、どこで何をしていたかは見当がつかないのですが、今の私たちと同じ心を共有する、もう一人の自分が仏様の道に乗り、救われれば、潜在意識、阿頼耶識に見えない過去からネガティブなイメージが入り込むことも無くなりますよね。(・∀・)
来世があると信じられ方であれば、今から来世のご自身を先取りで仏様に委ねられるのも、素晴らしい効果があります。(目視して確認できないのですが、同一の心に生きる自分自身であるので、今に幸せがやってきますよ)
仏縁は決して切れないので、大好きな人の心も委ねれば、次の生もまた結ばれるかもしれませんね。(・∀・)
もちろん、今の私たちが天に旅立つまでの、これからの時間を仏様に委ねられたら、幸福に満ちた人生を歩むことになります。
「こんな幸せな人生を送りたい」
「大好きな人と結婚して笑顔でいたい」
「こんな豪邸に住んでみたい」
「あの職場で働く夢を叶えたい」
どんな願望も、潜在意識、阿頼耶識(阿弥陀如来様)が実現してくれます。
私たちの「こんな毎日を送りたい」はイコールで、仏様の「こんな毎日を贈りたい」なんです。(・∀・)
過去の時間に閉じ込められた、泣いている自分自身を癒やすことで、次の世代に悲しみを受け継がせるのではなく、喜びと幸せを受け継がせたいものですよね。(・∀・)
輪廻の視点で考えれば、私たちもまた次世代を生きる宿命にあるので、悲しみの連鎖をどこかで止めなければ、また来世で苦労してしまいますよね。(・∀・;)
社会問題と生死論が混ざったエントリーになってしまいましたが、何かのお役に立てば幸いです。
今回のエントリーを書かせてくださった、セラさんに心からの感謝です!
ではまた、近日中に!(・∀・)ノ
復縁、恋愛など全ての願いが叶う、潜在意識、阿頼耶識を活用する瞑想法を紹介しております。メディア掲載歴【週刊SPA!】様 アイコン画像、チェ・ゲバラは 奥原純一 先生のご作品です。