今回は、密教の智慧を、皆さんと一緒に分かり易く紐解こうというエントリーです。
「密教」と聞くと、どこか難しく、ハードルが高い印象を受けますが、順序立てて知ることで親しみやすい「知恵」として、皆さんと喜びの体感を共有できましたら幸いです。
本日もよろしくお願いいたします!
自分の中にある、有ると無いを比較しないことで、潜在意識、阿頼耶識が最善に叶える道だけを進ませてくれます。
「密教とはなんぞや?」と、疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと拝察いたします。
私たちに身近な、浄土真宗などの大乗仏教は広く知られているのですが、密教は大乗仏教から枝分かれした、「もっともっと仏様に近づこう」という教えです。
最澄さんのお考えをベースにする、天台密教の「台密」
空海さんのお考えをベースにする、真言密教の「東密」がありますが、追々、皆様と一緒に違いを勉強させて頂ければと考えております。(・∀・)
さて、空海さんの真言宗で読誦(どくしょう、声に出して読むことです)される、「理趣経」(りしゅきょう)という経典があるのですが
そこに「大楽金剛不空真実三摩耶経」と書かれています。
なんか、難しそうでが、「分かりやすいシリーズ」なので安心されてくださいね!
先程の長い感じの文章を見てみると、「大楽(たいらく)」という二文字があるのですが、この二文字に、潜在意識、阿頼耶識を活用して、復縁、片思い、収入などの願いを叶えるエッセンスが詰め込まれていんです。(・∀・)
「大楽」ってなんでしょう?(・∀・)
大楽の「楽」は、読んで字のごとく、「楽しい」の楽なのですが、楽と聞くと、水戸黄門のテーマソングを思い出しませんか?
「人生は楽があれば苦がある」
楽と苦は、前回書かせて頂いた、コインの表と裏なのですが、本日はもう一歩踏み込んでみます!
コインには表と裏があり、表(叶わない)が大きければ、それだけ裏(叶う)も、同じ程大きいと書かせて頂きました。
コインそのものが、願望達成という存在なので、表でも裏でもコインを知覚出来れば、願望達成が存在するということなんですよね。(・∀・)
願いが叶うことが大楽の「楽」になるのですが、次は「大」が何なのか気になりますよね。
「大小」の大なのかなと、考えてしまうのですが、仏教でいう「大」は、大小という比較対象があっての大ではなく、仏様の存在の大きさ、無限の大きさを表す「大」という意味です。
世界中のあらゆる出来事を小とするなら、大楽の「大」はその小を全て包括して、さらに大きな存在だとイメージして頂ければ嬉しいです。
絶対的な存在である、仏様、神様、潜在意識、阿頼耶識は、その存在が大きすぎるので、比較できる存在がないといった意味での「大」なんです。(・∀・)
コインの表と裏は比較対象がある関係でありますが、コインそのものを知覚するのに、表であるとか裏であるとかは関係ないので、「ものごとを一面(表か裏か)で判断せずに、コイン(願望達成)があることに大きな喜び(大楽)がある」といった意味になります。(・∀・)
潜在意識、阿頼耶識で願いを叶える場合ですと、願望の達成度を体感できない場合ですと、達成した世界の自分と比べれば、小さな世界の中で迷子になっているような感覚になるのですが、この感覚も、コインが表か裏かだけで見て一喜一憂している状態であり、コインそのものが存在していることが、二の次になってしまっているんですよね。(・∀・;)
「叶う、叶わない」の世界で生きているので、瞑想などで叶った世界に浸っても、時間が経って「叶う」が心の中で感じられなくなると、苦悩が生まれることになります。
「叶う、叶わない」がセットになっているので、どちらかが失くなると、どちらかが生まれる状態になってしまうんですよね。(・∀・;)
「小」は比較する存在があり、「大」は絶対的な存在なので、比較する存在が無いと上で書かせて頂いたのですが
「大楽」を、復縁、片思いの願望に当てはめて考えてみると、大好きな人と結ばれて幸せになる世界は、比較対象がない絶対的な大きさなので
叶うとか、叶わないで願望を比較すること自体が、ありえない世界なんです。(・∀・)
潜在意識、阿頼耶識を活用して、復縁、片思い、社会的な成功の願いが叶えられている世界は、皆さんが生まれるずっと前から存在しているので、後から生まれてきた私たちが、存在しているものに「ある(叶う)」とか「ない(叶わない)」と論じること自体が、寂しいことなのかもしれません。
よく、「願望が叶いません」というお話を寄せて頂くのですが、潜在意識、阿頼耶識で願望を達成するための、知恵が詰め込まれている「大楽」の二文字の視点で考えてみると、叶う叶わない、つまり有か無か、裏表の世界で生きて比較してしまうので、コインがひっくり返る都度、叶わない現状に苦悩が生まれてしまい、「ああ、ダメなんだ」と堂々巡りのループになってしまうんですよね。(・∀・;)
密教でいう「大楽」とは、幸せに願いが叶えられた世界が全てであり、裏側に苦を持たないという状態になると、感じて頂けたのではないでしょうか?
叶えられたことと、叶っていないことを比較して同列に置かないことで、復縁、片思い、収入などの願望が叶えられた世界を、瞑想などでイメージして浸ると、比較する世界である、叶わない世界が無いので、圧倒的な達成感と安心感に包まれていただけますよ。(・∀・)
「叶えられた世界」と「叶わない世界」を比較しない、同列に置かないことは、潜在意識、阿頼耶識の中に準備されている、願望達成と真っ直ぐに向き合い、結果を受け取ることに繋がります。
自分と他人と比較しないことと併せて、本来あるべき「叶えられた自分」と「叶えられない自分」を比較しないことで、どんなに叶えることが難しいと思える願望でも、簡単に叶えることが出来るようになりますよ!(・∀・)
潜在意識、阿頼耶識で願いを叶える「大楽」の世界には、「叶わない」という選択肢が存在しないので、仮に皆さんの好きな人が遠い宇宙の果てで、「あなたとの復縁はありえない」と言ったとしても、復縁や恋愛の願いを強制的に叶えられてしまいます。
志望校や入社したい企業から、不採用通知や、不合格通知が送られてきたとしても、どのような過程を歩み、どのような結果を迎えるのかは、私たちの想像の範囲外ですが、不思議なご縁で結ばれて、最善の結果で願いは叶えられてしまうんですよね。(・∀・)
合格のために必要な知識が、何かの切っ掛けで自然に身に付いたり、特別枠で企業や志望校の一員になれるのかは、本当に仏様のみぞ知ることろですが、不思議と叶えられます。(・∀・)
「大楽」のたった二文字に込められた、密教の計り知れない智慧と願望達成力を感じながら、願いが叶えられた世界を瞑想などで楽しみつつ、潜在意識、阿頼耶識を思う存分に活用されてみてくださいね。
復縁に限らず全ての願いは、「どこの誰が」とか「叶う叶わない」など、この世界の全てのことと「比較しない」ことで、達成された充実感だけを味わうことが出来ます。
そうなれば、潜在意識、阿頼耶識が願いを叶えてしまうのは、当然のことになりますよね!(・∀・)
本年は、当ブログ「潜在意識で願望を達成しよう」開設10週年を迎えることができまして、自分にとっても節目の一年でもありました。
コメント欄にメッセージをお寄せいただいた方、そして直接お話をしたことがないけどブログを、いつもご高覧いただける皆様に支えられての10年だった考えております。
自分はまだまだ勉強中の身ではありますが、これからも「願望達成」をテーマに、潜在意識、阿頼耶識の世界をご一緒できれば幸いです。
2017年も、どうぞよろしくお願いいたします!
良いお年を!(・∀・)ノ
復縁、恋愛など全ての願いが叶う、潜在意識、阿頼耶識を活用する瞑想法を紹介しております。メディア掲載歴【週刊SPA!】様 アイコン画像、チェ・ゲバラは 奥原純一 先生のご作品です。