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観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時
かんじざいぼさつ ぎょうじんはんにゃはらみたじ
照見五蘊皆空 度一切苦厄
しょうけんごうおんかいくう どいっさいくやく
【訳】
「あらゆるものが「空」だと悟られた観音様は、苦しみや不安から開放され克服されました。」
般若心経で、悩み、潜在意識、阿頼耶識もスッキリ!
さて般若心経で何度も出てくる「空」とは何でしょう?(・∀・)
また後の章で詳しく解説しますが、潜在意識、阿頼耶識のようなものだと感覚的に掴んで頂けたら嬉しいです。
ここで「観自在菩薩」に注目して頂きたいのですが、「菩薩様」とは一体どんな存在なのでしょう?
菩薩様とは、一般的に仏の道を探求する修行者のことで、観音様が修行者である菩薩として、我々の身近にいてくださる。
そういう、とてもありがたい存在が、観自在菩薩なんです。(・∀・)
般若心経の智慧の象徴であり、古くは飛鳥時代から、私達が持っている願望、例えば復縁、就活、健康、収入などの願いを成就してくださる「現世利益」の仏様として、広い信仰を集めておられます。
そして観音様は、この世界は全てが「空」だと悟られます。
照見五蘊皆空の中に「五蘊(ごうん)」というものがありますが、この五蘊を簡単に説明いたしますと。
五蘊
1.色 – 私たちが見聞きしたり、触れたり出来る存在です。好きな人や、お金、私達の存在自体が色になります。
2.受 – 私たちの五感、または六感を通して感じ、そして受け取ることをいいます。花を見て美しいを感じる気持ちや、嗅覚や味覚、そして聴覚も五蘊の作用です。
3.想 – 私たちが例えば好きな人や花の美しさを思い浮かべながら、その感覚に浸ることをいいます。
4.行 – 私たちが思いや感覚に従って、何か行動や行為を起こすことをいいます。
5.識 – 五蘊の完結で、認識を指します。1~4の結果として阿頼耶識が動き、「空」から達成が刈り取れるのは、皆さんご存知のとおりです。
そして、心で味わって欲しいのが「波羅蜜多」の意味なのですが
「悟りの彼岸にいたる」
「全ては完成されている」
という意味で、悟りの彼岸は、荒れる河の対岸にある困難な願望(復縁など)に到着する
そして、振り返れば全ては最初から準備され、完成されていたと読み解くと
「なるほど願いは叶うように完成されているのか」と気付くことが出来ます。
ここで仏教のとても貴重な修行法、当ブログで言う、潜在意識、阿頼耶識を活用するための心にになる
「六波羅蜜」をご紹介して、第一章を締めくくらせて頂けたら嬉しいです。
「六波羅蜜」
1.布施波羅蜜 – 独り占めせずに誰かの幸せに貢献すること。
2.持戒波羅蜜 – 誰かを傷つけない、悪口を言わない、嘘を言わない、盗まない、邪淫をしない。
3.忍辱波羅蜜 – 心の外の風景や、誰かの言動に一喜一憂せず、全ては過ぎていく過程と思いやり過ごす強さを持つこと。
4.精進波羅蜜 – 般若心経を唱えること、写経すること、瞑想の実践、書く方法などに精進すること。
5.禅定波羅蜜 – 叶った世界のみに集中して、その世界を楽しみ、気を散らさないこと。
6.智慧波羅蜜 – 上記5つの教訓を心に、願いを成就する手段である、般若心経、潜在意識、阿頼耶識の智慧と共に生きること。
自分さえ良ければいいと生きたり、自分の優位性を誇示しようと誰かを攻撃したり、嘘をついても成功はできないですよね。(・∀・;)
好きな人がいたとしても、相手を誘惑して一時的に関係を繋げても、いつかは関係が壊れてしまいます。
そういった「行動」を起こさなくても、全ては完成されていて、達成される時を待っているので、焦る必要はありません。
叶った世界のみに集中して、「完成された世界」を手にされてくださいね。
素晴らしい般若心経にエッセンスはいかがだったでしょうか?
まだまだ続きますので、良かったらご一読くださいね(・∀・)
それでは
復縁、恋愛など全ての願いが叶う、潜在意識、阿頼耶識を活用する瞑想法を紹介しております。メディア掲載歴【週刊SPA!】様 アイコン画像、チェ・ゲバラは 奥原純一 先生のご作品です。
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