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舎利子
しゃりし
色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
しきふいく くうふいしき しきそくぜくう くうそくぜしき
受想行識亦復如是
じゅうそうぎょうしきやくぶにょうぜ
【訳】
舎利子よ。
あらゆる物質は空と別ではなく、空もまたすべての物質とは別ではありません。
物質はそのまま空になり、空もまた物質になります。
私達の心や感覚もまた空なのです。
線画で準備された願望達成図!後は色を塗るだけ!
ここで空のお話になります。
空とはなにか?という謎を、少し紐解いてみましょう。
色、つまり物質は空であり、物質も空であると言われても、いまいちピンときませんよね(・∀・;)
これはどういう事かというと、まず私達が住む空間を思い浮かべてみましょう。
この空間には、元々私達が認識できない、つまり私達から見れば何も存在しない世界だったのですが
そこに宇宙の小さな芽が芽生え、ビッグバンが起きて、物凄い速さで宇宙空間が広がったとされています。
私達から見れば、何もない所から物質が生まれた、摩訶不思議な現象なのですが
そうではなく、完全な無という存在は、宇宙が生まれる前も、後も、この世界には存在せず、常に有と無の間で揺らいでいます。
どういう事かというと、個体として認識できる状態が、1だとします。そして全くの無が0
実は、この0は、全くの無ではなく、0に見えて、0.1だったり0.5、09と、小数点が揺らいでいて
阿頼耶識に「ある」と認識されてから、1という数になり個体になれるんですよね。
空の中に、個体になりきれない0.1~0.9の可能性として存在していて、瞑想などでイメージをして観測する度に阿頼耶識の中で、個としての存在に近づくことができ、最終的に一つの「色=物質や現象」として、この世界に誕生します。
願望達成の仕組みですよね。(・∀・)
では、「無は存在しない」ということを少し噛み砕いて説明すると
色や現象や願望を「塗り絵」に置き換えると、分かりやすいかもです。
まずは、着色されていない線だけの「願望達成図」つまり「叶った世界のイメージ」があるとします。
瞑想を行うことは、この塗り絵に着色していくことになるのですが
全体の一割を塗り終わったら、上で書いた0.1、半分を塗り終わったら0.5、ほぼ塗り終わったら0.9
そして全てを塗り終わったら完成した「1」つの作品になります。
なので、下絵、線だけの絵として、阿頼耶識や空の中に、存在している願望を、私達は潜在意識でキャッチして
「叶えたい願望」として認識するというのが、「願望が湧く」ということになるんですよね。(・∀・)
なので、願いはこの世界に、完成された線だけの絵、つまり「下絵」として存在しているので
空は色であり、色は空、つまり、「叶うから願いが湧いてくる」という、潜在意識、阿頼耶識の法則でお馴染みの結論にたどり着くことになり、実際に瞑想などを実践することで、叶えることに繋がって行くんです。
上座仏教では「折空感」という空の観念があるのですが
この考え方では、地、水、火、風、の四大元素を除く、全ての物質は「空」に位置づけられているのですが、私たちが行う瞑想法でも、物質を空から取り出すので、共通するところが多いですよね。
一方、私たちに身近な大乗仏教では、物質と現象は空の一つの形態であって、四大元素も空に包括されています。
つまり、この世界は空であるので、お金持ちになる願望も、復縁の願望も、健康の願いも、全てが完成されていて存在しているので、達成が可能であるという考えになります。
仏教すごい!(・∀・)
というわけで、
復縁、恋愛など全ての願いが叶う、潜在意識、阿頼耶識を活用する瞑想法を紹介しております。メディア掲載歴【週刊SPA!】様 アイコン画像、チェ・ゲバラは 奥原純一 先生のご作品です。
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