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三世諸仏 依般若波羅蜜多故
さんぜしょぶつ えはんにゃはらみたこ
得阿耨多羅三藐三菩提
とくあのくたらさんみゃくさんぼだい
【訳】
三世(過去、現在、未来のこと)にいらっしゃる、数多くの仏様も、般若波羅蜜多の力を頼られ
最高の悟り(皆さんの場合は最高の願望達成と現世利益)を得ることが出来たのです。
仏様は時間を越えて救いに行くよ。
このお話は、ネガティブな自分自身に対して最高のモチベーションを与えてくれます。
三世、つまり過去、現在、未来のことなのですが、潜在意識、阿頼耶識を活用して、願いを叶えようとすると
どうしても過去のトラウマや後悔、未来への不安などが、頭をよぎって「でも……」と、後ろ向きにな思いに心を苛まれてしまうことがあります。
辛い失恋の経験だったり、子供の頃の辛い記憶、やり直したい失敗、取り戻したい何か……色々と過去に戻って、あの頃の自分を救いたいという気持ちになることってありますよね。
でも、生身の身体では時間というものは遡れないもので、人はただただ過去を思い出しながら無力感に包まれてしまいます。
そこで、三世の「過去」にいらっしゃる仏様が登場なされるわけなのですが
例えば辛い経験をして泣いている子供の頃の自分、辛い失恋を経験して打ちひしがれる自分など
今の私たちが手を伸ばしても届かない、過去の自分を過去という時間軸にいらっしゃる仏様が、包み込んで救って下さっているんです。
仏様「過去にトラウマや後悔があっても大丈夫、私が過去に戻りあなたを包み救ってきます」
なので、過去の自分を思い出して、泣いたり後悔しなくて大丈夫なんです。
私たちがタイムマシンに乗って、昔の自分を助けに行くことは出来ませんが、私たちの本当の親である仏様が
傷ついて泣いている過去の私たちのところに駆け付けて、しっかり癒やしてくれています。
ここで仏様にとって何が最重要な課題なのかという話になるのですが
生きている私達にとっては、衣食住を確保して、日々の生活を円満に送ることが最重要なことで
例えば、趣味に勤しんだだり、スポーツジムで汗を流すなどの文化的な活動は、その次に重要なことになりますよね。(・∀・)
仏様の活動にも、序列があって、一番大切なのは、衆生(私たち)を救済することなんです。
その次の序列に、悟りだったり、何か別のことがあったりということになります。
なので、過去の時間軸にも仏様がいらっしゃるということは、過去の私たちを救われることが、過去の仏様方にとって最重要なことになるんです。(・∀・)
どうしても、過去の自分に関する色んな思いが湧いてくるものですが、そういった悩みもちゃんと仏様は汲みとってくださり、私たちが時間を遡って確認することは出来ませんが、泣いていたり傷ついている私たちを救ってくださってるんですよね。
未来への不安も同じで、未来という時間軸にも過去や現在と同じく、無数の仏様がいらっしゃいます。
「ああ、先が見えないけど、大丈夫かな?」という不安や、「今のままでは、状況は悪くなるばかり」という悩みも
しっかりと未来の仏様が汲みとってくださり、包み込み救ってくださります。
ここで疑問が起きます。
「未来の仏様が私の全てを汲みとってくれても、実際問題として、これから先も色んなアクシデントは起きますよね?」
全くもってその通りなのですが
それは「今のまま何もしなければ」そうなるかもしれません。
では、不要なアクシデントから身を守るためには、どうすれば良いのか?という話になるのですが
ここで「成仏」という概念の登場となります。
まず「成仏」とは何か?という話になるのですが
多くの方は「亡くなって現世への執着が無くなり、天国へ旅立つこと」とイメージなされるかもしれません。
実は、成仏の本当の意味は少し違っていて、本来は「煩悩(不安や悩み)から脱して、仏様の道に乗ること」を指します。
ちょっと意外だったでしょ?なので亡くなった方に対しても、「執着を無くし無常の喜びで成仏する」という表現を使うんです。
さて、傷ついた過去の自分、アクシデントに遭うかもしれない未来の自分を救い守るためにも
時間を越えて、「成仏」することを、今の私たちがイメージして、仏様に感謝すると良いんですよね。
「過去にいらっしゃる仏様が、過去の私を包み込み救ってくださるイメージを楽しんで感謝する」
「未来の時間軸にいらっしゃる仏様が、未来の自分を守ってくださるイメージを……そして感謝」
こうして全ての時間軸の自分が、仏道にのって「成仏」したことを感謝する。
このような感じで、仏様の本願を私たちが汲みとり、そのご意思に全てを委ねる。
そうすることで、過去の自分も未来の自分も、笑顔になってくれるんです。
「あれ?」と思われた方もいらっしゃるかもです。
この「成仏」は、潜在意識、阿頼耶識の活用法と酷似しているんですよね。
願望達成法だと、今現在と未来の自分のイメージを楽しむのが一般的なのですが
仏様のお力にすがる場合は、そこに「過去の自分」も入ってきます。
このように、それぞれの時間軸にいらっしゃる仏様が、私たちと繋がることで
私たちを包み込み救うという最も重要な本願を達成されるんです。
もし良かったら、幼かったころの皆さんを思い出されていて
仏様に抱きかかえられ、守られ、頭を撫でられているイメージを楽しまれてみてくださいね。
過去の傷や後悔が、スーッと消えて行きますよ。
もし、迷惑をかけてしまった誰かに対して「謝りたい」と後悔なされている方は、その方が仏様に抱きかかえられているイメージを楽しまれても良いかもしれません。
ひょっとしたら、大切な人が亡くなられて、悲しみにくれる毎日を送られている方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、大切な人が仏様に抱きかかえられて、無限の喜びを感じていらっしゃるのをイメージして、感謝なされるといいですよ。
起きてしまったことを後悔してしまう気持ちは誰にでもありますが
仏様に委ねれば、決して取り返しが効かないことではないので、気持ち新たに前に進んでいきましょうね!(・∀・)
さてさて、どんな話が飛び出すのか?(・∀・)
復縁、恋愛など全ての願いが叶う、潜在意識、阿頼耶識を活用する瞑想法を紹介しております。メディア掲載歴【週刊SPA!】様 アイコン画像、チェ・ゲバラは 奥原純一 先生のご作品です。
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