今回も、新シリーズ、イスラムの教義に見える、潜在意識、阿頼耶識の達成力についての話です。
前回と違いますのは、イスラム教の知恵には、商いなどの「実利」についても、深く言及されているんです。
商いだけではなく、恋愛、復縁、結婚、健康などの願望達成にも、イスラムの知恵は大きな利益を与えてくれますので、本日も、皆さんとイスラムの世界を旅できれば幸いです。(・∀・)
それでは、本日もよろしくお願い致します!
画期的な「女性の権利を守る教え」と、神との貸し借りを説かれたイスラム教。潜在意識、阿頼耶識で願いを叶えられたい全ての人に知っていただきたい教義です!
突然ですが、皆さんは「貸し借り」について、どういうイメージをお持ちですか?
自分は「一度貸したら戻ってこない」というイメージがあります。(・∀・;)
もし貸し借りをするのであれば相手が嫌がっても、口約束ではなく法律の専門家に依頼して、公正証書を制作して、担保なり連帯保証人を付けてもらう位でないと、後々トラブルに発展するかなと考えることがあります。
書面でしっかりと「契約」をしないと、「そんなの知らない~、あ、また貸してよ」なんて、開き直られてしまいますもんね。(・∀・;)
契約を守る人は信用があるし、反故にする人は信用を失うものなのですが
これは「人と人の間の話」であって、※「神様と人の関係」ではどうでしょう?
※(当ブログでは、神様や仏を自称する人は、「人」であって「神様や仏」には含みません。ごめんなさい。)
セム系の一神教(アブラハムの宗教)である、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教では、信仰は「神との契約」とされます。
金銭的な契約でも、幸せになる契約でも、神様(潜在意識、阿頼耶識)からすれば、実行することは容易いことで、決して破られることがない「契約」として、信仰を持つ人達の心に根付いているんですよね。
セム系の一神教の中でも、契約という面で信仰の世界観を紐解いてみると、イスラム教はとてもダイナミックで現実的な利益を享受できる、現実的な教義だと分かります。
まず、イスラム教に限らず、一神教では、信仰は契約であり、契約とは合意を意味します。
私たちが、神様から、「こんな利益を授けますよ」という提案があって、人々は「帰依(信仰)します」という合意の契約が成り立っているんです。
イスラム教では、もっと踏み込んでいまして、神と人との間に、「売買」や「貸付け」という概念も登場するんですよ。
凄いですよね!!(・∀・)
例えばクルアーンの侮悟章(アッ・タウバ)の111節には、このように記されています。
「まことにアッラーは、信徒たち自身と、彼らが持ちうる全てを買ったのだ、その代価として彼らに楽園を与えたもうた」
神であるアッラーが、ムスリム(イスラム教信徒の皆さん)の全てを買い上げ、その契約の代償として、ムスリムの人達を楽園を与えるとされているんですよね。
買い上げは何かの比喩かなと勘ぐってしまうのですが、「買い上げる」を翻訳されている「イシュタラー」は、私たちがお店でパソコンを買ったとか、本を買ったという意味で用いられるアラビア語なんです。
直球ど真ん中のストレートな契約ですよね!(・∀・)
そして、神様は契約を絶対の反故にされないんです。
そして、復縁、恋愛、結婚、収入の願いを叶えたい皆さんに向けて、クルアーンの鉄章(アル・ハディード)11節には、このように記されています。
「アッラーに善き貸付けをなすものは誰であろうか?アッラーは貸し付けられたものを倍にして返し、なお気前の良い報奨もあたえてくださる」
アッラー(神様)に人である私たちが、「貸し付ける」と書かれているのですが、ビックリしますよね。
神様に貸すんです。(・∀・;)
そして、神様は契約を絶対に破ることはありません。富、愛、健康、平和、全てを無限に持つ神様なので、貸し付ければ貸し付けるほど、倍にして戻してくれて、さらに報奨まで与えてくださるんです。
例えば、我々の国には自動車産業で世界トップの企業T社さんがあります。
銀行さんは、いくら貸し付けても、T社さんは利息をつけて返してくれるので、いくらでも借りて欲しい訳なんですよね。
貸せば貸すほど利益になります。
T社さんとしても銀行さんを通して設備投資を行えば、新しい自動車を世界に送り出すことができて、市場でも高評価を受けて益々利益を享受されるかもしれません。
この場合は資金の話になるのですが、クルアーンの鉄章ですと、貸付けの幅がもっと広がるんです。
恋愛、復縁、健康、日々の平和から、就職や進学のことなども含まれます。
皆さんの中に、「こう在りたい」と願われる真心と共に、アッラーに心身を帰依する(委ねる)ことで、貸し付けることで、その思いは倍になって返されて、報奨も与えられるとされているんです。
皆さんが、恋愛、復縁、結婚などの願いを叶えられたいと、お考えであるなら、願いが叶えられて幸せな世界のイメージを神に預けることで、何倍にもなって戻ってくるとされているんですよね。
イスラム教の開祖と言えば、ムハンマドさんなのですが、後日書かせていただけたら嬉しいのですが、とても善き人だったんです。
日本ではどうしても、馴染みがないので、凄い人だったんだなと記憶していただけましたら嬉しいです。
そのムハンマドさんの言葉を残した、もう一つの聖典「ハディース」には、このような一節があります。
「何かの善行をしようと思い立つのであれば、その意思を持つだけで倍の報奨が約束されます。実際に善行を行えば何倍もの報奨が約束されます。」
潜在意識、阿頼耶識を活用する私たちの視点で考えると、意思を持つことは「願いを叶えるぞ」と決断することで、善行は瞑想などで、関係する全ての人が幸せになっていることを、先取りでイメージして、全てを委ねることになると考えております。
クルアーン(コーラン)とは、神様の叡智が詰め込まれた聖典であり、実利的な経済学で語られる聖典でもあるんですよね。
その経済学が、ビジネスや収入の面だけではなく、恋愛、復縁、結婚も包括しているんです。
同じ一神教のキリスト教は「信じるものは救われる」とされるのですが
イスラム教は「信じるものは、『必ず』利益を得て儲かる」という内容で書かれているんですよ。(・∀・)
そして、女性読者様としては気になるのが、イスラム世界での女性の権利だと拝察します。
歴史の流れや地域で様々な考えがあるのですが、ムハンマドさんは当時としては画期的な社会改革を実行された人であり、女性の法的な権利を保証された偉大な指導者であり政治家だったんです。
なので、「イスラム教の叡智は女性の願いも叶えてくるのかな?」と心配される必要はないんですよ。(・∀・)
ニュースで流れてくるイメージとは違い、本当は女性の権利と願いを保証してくれる叡智が詰まった教えなんです。
世界有数の商業都市だったマッカから始まった教えならではの、神様が現実的な利益(達成)を約束してくれる教え。
女性の権利も保証された、ムハンマドさんの優しさや情熱の息吹が今に残る、いつの世にあっても進歩的な道筋を開いてくれる、世界宗教。
それが、イスラム教なんですよね。(・∀・)
皆さんの願いを、神様に「預ける」ことで、「想像もしない幸せな形で達成される(倍にして返される)」
そんな素敵な世界を、瞑想などを通して体感されてくださいね!(・∀・)
よろしければ、前回のイスラームの世界観、入門編もご覧頂ければ幸いです。
本日のまとめ
・セム系の一神教である、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教では、神様と信徒が「契約」で結ばれています。
・神様は全てを無限に持たれているので、契約を反故にされることはありません。
・イスラム教の聖典クルアーン(コーラン)では、神様に「貸し付ける」ことで、何倍にもして返してもらえるとされています。
・神様を超巨大企業に例えると分かりやすいです。銀行は貸せば貸すほど儲かります。
・イスラム教では、ビジネスで大いに儲けなさいとされています。儲けとは金銭的な収入だけではなく、恋愛、復縁、全ての願いが含まれます。
・神様に貸した思いが温床として返済されるのは、来世と「現世」とされています。潜在意識、阿頼耶識を活用した、願望達成(現世利益)の話と重なりますよね!
・神様は全ての願いを叶えてくれます。潜在意識、阿頼耶識の法則と同じですよね!(・∀・)
二時間目は、のコーナーです!
こちらも何卒よろしくお願い致します!(・∀・)
復縁、恋愛など全ての願いが叶う、潜在意識、阿頼耶識を活用する瞑想法を紹介しております。メディア掲載歴【週刊SPA!】様 アイコン画像、チェ・ゲバラは 奥原純一 先生のご作品です。