今回は、潜在意識、阿頼耶識の中にある「潜在意識、阿頼耶識」という話です。
皆さんの心が、どれだけ広く、深く、願望達成力に満ちているのかを、ご一緒に理解して行けましたら幸いです。
潜在意識、阿頼耶識「脳と心の仕組みを知って、ボクの存在も知ってみてね!(・∀・)」
突然ですが、皆さんは「心」はどこにあるのか?という疑問を持たれたことがありますか?
古代ギリシャの哲学者プラトンは 「人体には、理性 (頭)、 感情 (心臓)、 欲望 (肝臓)」という3つの要素があると自説を持っていました。
同じく古代ギリシャの哲学者アリストテレスは「心の座は心臓にあり」と自説を伝えていました。
プラトンとアリストテレスは、「心臓」を重視していたみたいですね。(・∀・)
中世フランスの哲学者で、現代哲学に大きな影響を与えたデカルトは少し面白い自説を持っていたようです。
「心は脳にあり、脳の松果体で心が生み出される」
「松果体は脳から独立した働きをしている」
「松果体の中に操縦席があり、小人が操作していて、小人が思考している」
このような自説を残しています。(・∀・)
デカルトさんは、脳という意思や心を作るエリアに、さらに「意識を持った存在がいる」と考えていたんですね。
この考えは突拍子もないように思えてしまうのですが、仏教の唯識思想に似ています。(・∀・)
仏教の世界観では、私たちの意識を、8つの階層に分けています。
眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識・末那識・「阿頼耶識」となるのですが、第八層の阿頼耶識が、願望を達成する「潜在意識」のことで、真宗では「阿弥陀如来=阿頼耶識」とされます。
この阿頼耶識(潜在意識)は意識したことを、そのまま現実世界に「強制的に実現化」してしまう、物凄い力を持っています。
意識の中に、更に意識がある。
上で書かせていただいた通り、唯識思想とデカルトさんの考えは、似ていますよね。
ここから少しだけ難しい話になるますが、興味がをお持ちの方は是非どうぞ!(・∀・)
「ちょっと疲れている」という方は、線を引いてますので「ここまで」という箇所まで読み飛ばされて大丈夫ですよ。(・∀・)
現代の科学者も、歴史に名を残す哲学者のように、「心はどこにあるのか」と研究していられるのですが、これが難しい問題で、なかなか結論が出ません。(・∀・;)
まず、脳が心を作った痕跡→脳派であり。
その脳波は電気信号であり、外から電気信号として計測できることが分かりました。
アメリカのベンジャミン・リベットさん(生理学者・医師)は、「被験者が手首を動かそうと思った瞬間、意思を感じた瞬間を伝えてもらう」という実験を行いました。
すると、ある場所から、脳波が出ていたころが分かります。その場所を「ba6(補足運動野)」と言います。
「ここで、私たちの意思が作られているのか?」という結論に達したと思ったら、また「更に奥」がありました。
2008年、ドイツのマックス・プランク研究所で、ヘインズ博士がfMRIで被験者の脳波を観察したところ、実は脳の「補足運動野」より先に「ba10(前頭極)」が先に動いていたことを新しく発見します。
「ba◯◯」については、「ヒトにおけるブロードマンの脳地図」をご参照ください。
現在は、ba10(前頭極)の更に先に、脳のどの部位が動いているのかを探す研究が続いているのですが、研究者の皆さんは「恐らく、発見した部位より先に動く部位があるだろう」と考えているとの話でした。
恐らく、更に先に働く部位が「頭頂葉」にあるのではないかという話になったと記憶しています。
デカルトの、「意思を持った脳の中に、意思を持った存在がいる」という自説が、このような形で蘇ったんですね。(・∀・;)
(ここまで)
人の意識の中に、意識を作る存在がいて、その存在の中にも意識を作るがいるという話でした。
脳の中に意識を作っている小人がいて、その小人の中にもい、その小人の意識を作る、もっと小さな小人がいる。
その小人の存在が、どこまで続いていくのかわからない、意識の無限マトリョーシカ状態。(・∀・;)
この問題を「ホムンクルス問題」と言います。(・∀・)
なんだか興味深い「問題」が出てきましたね!
というわけで、エントリーが長くなったので、二時間目の後編に続きますよー!(・∀・)
も、よろしくお願いいたします!
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